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ミニバスコーチをして感じたリアル:喜びと葛藤、そして本音
ミニバスのコーチを続けてきて
心からの喜びも
胃がキュッとなるような葛藤も
どちらもたくさん味わいました。
ここでは、
「続けて良かったと思える瞬間」
正直に言えば
「やらなきゃ良かった」と感じた場面を
そのまま言葉にして残します。
コーチをして良かったこと
- 地域社会の体育に貢献できる:練習の音が体育館に響くたび、街の活力に触れます。
- 子どもたちの成長と真正面から向き合える:できなかったプレーができるようになる瞬間に立ち会えるのは、何ものにも代え難い。
- 青春を共に分かち合える:勝って泣き、負けて泣き、同じ景色を見て同じ空気を吸う。
- 大人の私も、確かに「青春」に戻れる。
コーチとしての現実としんどさ
- 保護者との関係に悩む:期待・価値観・優先順位のズレに挟まれ、説明の難しさを痛感。
- 誹謗中傷を受ける:顔の見えない言葉が、意外なほど心に刺さります。
- 言われのない噂が流れる:事実確認よりも「拡散」が先に走る瞬間の無力感。
- 審判をすればクレームが来る:一つの笛に、いくつもの正解と不正解がぶつかる。
- 選手の人選までクレームが入る:チームの方針や育成の時間軸を、短期的な結果が上書きしてしまうこと。
正直に言えば、やらない方が良かった――そう思った夜も、確かにありました。
それでもコートに立ち続ける理由
試合終盤
苦しかった時間を乗り越えて
、子どもたちが勝利をつかんだ瞬間。
あの笑顔を見たら、
胸の中で何かが報われます。
「また、明日も一緒にやろう」
と思える
それがコーチのご褒美です。
まとめ:喜びも葛藤も、どちらも本物
- 地域に根差す誇りと、子どもの成長に立ち会う喜びは、かけがえがない。
- 同時に、保護者対応・誹謗中傷・噂・審判・人選クレームという現実の重さも、本当にしんどい。
- それでも、笑顔と成長の瞬間が、私をもう一度コートへ連れ戻す。
保護者からの実際の声
勝利を届けてくれたときの子どもたちの笑顔
あれがあるから続けられます。
悩む夜もあるけれど
あの笑顔が全部を支えてくれる
本当にそれに尽きます。
あなたに残す短いメモ
- 方針は「事前に共有、事後に説明
- 噂には記録と事実で淡々と対応
- 審判の判定は一貫性を最優先
- 人選は育成の時間軸で語る
- 最後は、子どもの目を見て決める